11ef4b6f.jpeg さて、以前の記事で「宅録で一番大切なこと」というのがあります。

 自分で書いておいて、しばらく忘れていました。
 要するに「整理整頓」が宅録する上で一番大切だということです。

 僕もしばらく、曲作りに身が入らない時期が続きました。それはハードディスクの故障がきっかけです。すべての曲のデータがなくなりました。
 それ以来曲作りをするものの、なかなか完成までたどり着けない日々が続きました。
 
 こうして、DAWソフトのcubaseSXを立ち上げる日も少なくなっていき、ミキサーやマイクなどのケーブル類もぐちゃぐちゃになっていきました。
 買ってきたCDも乱雑に散らばり、ケースもどれがどれだかわからなくなり、僕の宅録製作机は乱れていきました。 


 ある日、ネットで次の一文が目に入りました。
 
 「あなたの部屋はあなた自身です。
 あなたの部屋が汚いときは、あなたの心が乱れているときです。


 そうじ力という本からです。

 僕はぎくっとしました。

 以前、自分が書いたことなのに。

 宅録環境が曲そのものです。
 宅録環境がきれいに保たれ、整理整頓されていることで、満足できる曲が出来るのです。

 僕は、あらゆる宅録機材を掃除しました。
 ケーブルも全部抜いて、一つずつ拭いていきました。モニタースピーカーも全部どかして、埃をとっていきました。パソコンのディスプレイも、キーボードも、CDプレイヤーも、ギターも、マイクも。
 一見キレイに見えても、奥にはたくさん埃が詰まっていました。
 そして、乱れていたCDもすべて、ケースは捨てて、ジャンル別に分けて、CDブックに入れました。
 
 これで曲を作る資格が出来ました。
 
 宅録でプロの音を目指す。これがこのブログのコンセプトです。
 いくらミックスダウンのテクニックとかを磨いても、こういうメンテナンスを疎かにしては、プロには追いつけません。
 いいスタジオというのは、メンテナンスが行き届いていると言います。それだけアシスタントに厳しいと言うことでしょう。

 宅録で一番大切なことは、

 やはり、整理整頓です。

 
 「足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか」鍵山秀三郎